- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 矢崎智之 菅谷鈴夏 田口壮
オープニング映像。
2024年ワールドシリーズはドジャースが制した。
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オープニングの挨拶。
大谷翔平選手と山本由伸選手が所属する大リーグドジャースが、悲願のワールドチャンピオンに輝いた。ヤンキースの本拠地、アメリカ・ニューヨークでの第5戦:ドジャース7−6ヤンキース。始球式は、2009年にヤンキースでワールドシリーズMVPに輝いた松井秀喜さんが務めた。左肩を亜脱臼した大谷は、この試合も1番で出場。大谷選手は「一緒に喜ぶことができて最高」、山本選手は「この喜びを分かち合えるように頑張ろうと思った」とコメント。お祝いムードに染まるドジャースの本拠地、アメリカ・ロサンゼルス。ただ一部では、大勢のファンが道路を占拠したり、商店での略奪行為が起きたりして、警察が対応に追われた。歓喜は、大谷の出身地・岩手県でも。大谷選手のの大ファンが経営する美容室では、突然客から花が届いた。中学時代の恩師・太田和成さんからは感謝のことばが。東京都内の寿司屋でドジャース優勝を祝うファンや、これから渡米するというファンの喜びの声を伝えた。
ワールドシリーズの勝者だけが手にすることができるチャンピオンリングをスタジオで紹介。元メジャーリーガーで、2度ワールドシリーズを制覇した田口壮さんがスタジオで解説「ワールドシリーズ制覇の分岐点:第1戦のドジャース・フリーマンのサヨナラホームラン」。初めてのワールドシリーズとなったドジャース・大谷翔平選手は、第2戦で二塁への盗塁を試みた際、左肩を亜脱臼した。ただ第3戦から試合に出続けた。ドジャース・山本由伸投手も活躍。第2戦で、7回途中ヒット1本と好投。今シーズンの大谷を振り返ると、ドジャースに移籍してすぐに50−50を達成、ワールドシリーズも制覇した。次はどんな高みを目指す?。田口さんは「おそらくピッチャー。ピッチャーとバッターと二刀流で、最終的には大谷選手がホームラン打ち、9回の裏マウンドに立ち投げ。優勝投手という完璧なシナリオ」と語った。
気象情報担当・斉田季実治気象予報士がスタジオで解説。台風21号が台湾付近を北上していて、沖縄、特に波が高まっている。台風21号の情報。雨の予想。予想雨量。あさって土曜日、災害につながるような大雨となるおそれがある。土砂災害や浸水、川の増水、さらに落雷や突風のおそれもある。特に風が強まる九州北部を中心に、交通に影響が出るおそれもある。
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衆議院で与党が過半数を割る状況となる中、与野党の動きが活発になっている。国会内で自民党・森山幹事長と国民民主党・榛葉幹事長らが会談した。自民党は今年度の補正予算案や来年度予算案の編成や審議に向けた協力を要請。新たな経済対策の内容を含め、政策の案件ごとに両党間で協議を進めていくことで一致した。石破総理大臣と国民民主党・玉木代表との党首会談を、来月11日に召集される見通しの特別国会までに行うことを確認。会談後、森山幹事長は「それぞれの分野で競技していくことで合意。党首会談も受けてもらうことになった」。榛葉幹事長は「政調会長同士の会議を設けてほしいとの話があったが、協力してほしいなら案件ごとに対応する」と述べた。国民民主党はいわゆる103万円の壁を見直し、所得税の基礎控除などを受けられる金額を最大178万円まで引き上げるべきだと主張。これに関連して林官房長官は「7〜8兆円の減収と見込まれる。高所得者ほど減税の影響が大きくなることは事実」と発言。玉木代表は「従来の財務省的な発想。手取りを増やす政策は実現できるよう努力してほしい」と述べた。国民民主党は、あす立憲民主党と幹事長会談を行う予定。
一方、公明党はきょう、党の中央幹事会を開催。衆議院選挙で議席を減らし、自身も議席を失った公明党・石井代表は代表を辞任する意向を表明し「党にとっては非常に厳しい選挙結果になった。すべて代表である私の責任」と述べた。公明党は後任人事の調整を進め、来月9日に臨時党大会を開いて新たな代表を決めることにしている。また今回の衆議院選挙で、選挙前から議席を減らし馬場代表らの辞任を求める声が上がっている日本維新の会。馬場代表はきょう開かれた党の常任役員会の冒頭で「すべて私の責任であると感じている」と述べた。会議では馬場代表が早急に代表選挙を実施したいという考えを示し、今後、党の規約にのっとって代表選挙を行うかどうかを国会議員や地方議員らに諮る手続きを進めることを確認した。会議のあと馬場代表は「“早急に代表選をやりたい”と個人的にも思いを述べた」と語った。衆議院選挙を受けて政治が大きく動いている。大幅に議席を減らした自民党は、来月7日にも両院議員懇談会を開き、選挙結果を総括することになった。石破内閣はあすで発足から1か月となるが、風景は一変し国民民主党などに協力を求めなければならない状況。石破総理大臣は経済対策などを前に進めたい考えだが、党派を超えて具体的な政策で一致点を見いだせるのか難しい局面が続きそう。
日銀は、きょうまで開いた金融政策決定会合で、今の金融政策を維持することを決定。先月の会合に続いて、政策金利を0.25%程度で据え置いた。その上で、今後の利上げの見通しはどうなるのか、に銀・植田総裁の会見での発言に注目が集まった。外為どっとコム総合研究所・神田卓也調査部長は「12月、次回会合での利上げに対する示唆があるかどうかがポイント」と語った。これから始まる日銀の会見、どんなところが注目するポイントになるだろうか。ポイントとして挙げたのが、最近、植田総裁が繰り返し述べていることば「時間的な余裕はある」と述べた。そして会見で植田総裁は「その時点で利用可能な各種データ、情報から、経済物価の状況評価、見通しをアップデートしながら政策判断を行っていく」と述べた。神田調査部長は「あえていわなかった。“時間的余裕”に関しては」と述べた。市場は、この植田総裁の発言で、今後の利上げのペースが早まるのではないかと受け止める。
日銀・植田総裁は、金融政策の判断にあたって、リスク要因の一つに挙げていた米国経済については、「これまでよりもリスクが低下している」としたうえで「次の判断に進めるというわけではなく、米国経済に関するある種のリスクに特に注目することはいったんやめて、通常の金融政策決定のやり方に戻る」と述べた。米国経済だけではなく、金融市場の動向も含め、さまざまなリスクを点検し、利上げを検討していく考えを示した。間近に迫る米国大統領選挙については「新しい大統領が打ち出す政策しだいでは新たなリスクが出てくることは言うまでもない」、今後の利上げについて「データと情報を点検して判断していく」と述べた。外為どっとコム総合研究所・神田卓也調査部長は「随所に慎重なスタンスがにじんでいた」と語った。衆議院選挙での与党過半数割れという結果、米国大統領選挙を来週に控える中での日銀の決定会合となった。今後の日米の状況によっては、追加の利上げを含めた日銀の政策決定に影響を与えることになるのか、見ていく必要がある。次の決定会合は12月に予定されている。
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北海道・奥尻島に設置したNHKのカメラが捉えた映像。白っぽい物体が2つ、西の空を落下。撮影された時間は、北朝鮮から発射された弾道ミサイルが落下したと見られる時刻とほぼ同じ。北朝鮮は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射したと発表。今後、核実験に踏み切る可能性もあるという見方もあり、各国が警戒を強めている。北朝鮮・キムジョンウン総書記も立ち会ったという。北朝鮮・ピョンヤン近郊から発射されたミサイル。奥尻島の西約200キロの日本のEEZ(排他的経済水域)の外側の日本海に落下したと見られている。通常より角度をつけて打ち上げるロフテッド軌道で発射されたと見られ、高度は過去最高、飛行時間も過去最長だった。発射台は、片側12輪もある移動式と見られている。飛行の高度が最も高くなるなどした理由について、海上自衛隊元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院・伊藤俊幸教授は「2段目や3段目の技術が進展した可能性」を指摘。
国際社会からの懸念も強まっている。来日している、国連で政治問題を担当するローズマリーディカルロ事務次長は「北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射を非難する。国連安保理の決議違反だ」と述べた。発射に対抗するとして、韓国軍と米国軍は共同訓練を実施。公開された映像では、北朝鮮の移動式発射台に見立てた目標を上空から攻撃して、破壊する様子などが確認できる。このほか、日米韓3か国の高官も、電話協議で、国連安全保障理事会での対応や同志国との協力などについて、緊密に連携することを確認。北朝鮮の軍事動向に警戒が高まっている。朝鮮半島情勢に詳しい南山大学・平岩俊司教授は「今回の発射は、来週に迫った米国大統領選挙を意識したものだ」と指摘し、7回目の核実験に踏み切る可能性については「どこかのタイミングでやりたいのは間違いない」と述べた。