ひるおび JNN NEWS
赤沢経済再生担当大臣は今月30日にワシントンを訪問しアメリカと2回目の交渉を行う。その際政府は、アメリカ産大豆の輸入拡大を交渉カードの1つとして検討している。アメリカ産大豆の輸出先は半分以上が中国だが、相互関税対応で輸入を減らす中行き場の無い大豆を日本が引き受けることでアメリカへの貢献をアピールする狙い。また政府はアメリカ産トウモロコシの輸入拡大も交渉カードの1つとして検討しており、家畜の餌への利用を念頭に置いているという。自民党でも農業政策に関する会合が開かれ、今後の交渉の中でコメなど農産品について数字だけの議論にならないように注文がついた。上月良祐農林部会長は交渉カードとしてコメの輸入拡大案について、我々は全く考えていないと受け入れない考えを示した。