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東北電力女川原発2号機は先月29日、東日本大震災で停止して以来13年半余りを経て再稼働したが、5日後の今月3日に発電の再開に向けて原子炉内に計測関連の機器を入れる作業をしていたところ途中で動かなくなるトラブルが発生し、その後、原子炉を停止した。トラブルは機器を通す配管が接続部分のナットの締めつけが不足していて緩んで外れたのが原因とみられ、東北電力はおとといまでに作業手順の見直しなどの再発防止策を取りまとめたうえで原発内にある同様の配管の点検も終えた。そしてきょう午前9時、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜き、女川原発2号機の原子炉を再び起動させた。東北電力によると今後、原子炉で核分裂反応が連続する臨界状態に達したあと今月19日までには発電を再開し、営業運転についても来月には再開する予定だとしている。