ひるおび！ （ニュース）
スポーツ庁調査で“子どもの体力低下”、30〜40代女性は運動不足？スポーツ庁の「体力運動能力調査（2023年）」は全国6〜79歳、約5万9000人の男女を対象。調査開始から60回目。祖父母、親、孫3世代の体力を比較。1964年、1993年、2023年度10歳のデータを分析。身長（10歳）と体重（10歳）を比較すると、孫世代は男女ともに祖父母世代よりも身長は5センチ程度高く、体重は5キロ以上重い。子どもの体力は徐々に低下している部分もある。50メートル走（10歳）を比較すると1993年度が男女ともにトップ。ボール投げ（10歳）は特に男子が低下傾向。ボール遊び禁止の公園が増えたといった環境変化。順天堂大学・鈴木宏哉准教授は「全身を巧みに動かす経験が不足している子どもが一定程度いる」と指摘。
週1日以上運動する人（女子）を見ると30代女性は約3割、40代女性は約4割。過去25年間で最低水準。スポーツ庁担当者は「30〜40代の女性は仕事や家事の負担が重なり運動する時間が確保しづらい可能性がある」。街では「全然していない。膝が痛い」「仕事帰りに行く気力がない」などといった声があがった。
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