NHKニュース おはよう日本 ニュースの“ハテナ”
今回は、夏休みの子供達の疑問に答える。今日は「子どものSNS規制」について考える。東京都にすむはるとさんのお便りは、「不登校の子どもたちにとってSNSは大切な居場所や逃げ道になっている」、「SNSがなくなって困る子どもたちのことが置き去りにされていないか心配です」だった。なぜこどものSNSが規制する動きがあるのか、理由は大きく2つ存在し、1つは子どもが犯罪やトラブルに巻き込まれるケースが相次いでいること。去年、SNSをきっかけで性犯罪などの被害にあった子どもは1500人あまり。このうち、小学生は過去10年で1番多かったという。もう一つの理由は、SNS依存。SNSを見すぎて、子どもの心と体への影響が心配されている。海外では、オーストラリアの「16歳未満の利用禁止」のはじまり、世界各国で規制の動きが強まっている。最近ではSNSの運営会社にも動きがあり、依存対策を巡るアメリカの裁判で、インスタグラムやフェイスブックなどで18歳未満の利用時間制限などが義務付けられた。一方、ユニセフは声明で「孤独感や疎外感を抱いている子どもたちにとっては学びや交流、自己表現への手段を提供する命綱でもある」としている。フランスでは、憲法評議会が15歳未満の子どものSNS利用を禁止する法律を表現や通信の自由を侵害するとして憲法違反との判決がなされた。日本では、一律の年齢制限については話し合いが続いており、年内に方針をとりまとめる予定とのこと。
