ノンストップ! (ニュース)
不知火鈴香さんは先月、演歌歌手としてメジャーデビュー。地元・熊本の道の駅で音楽活動をしていたところ、業界関係者の目に留まりデビューが決まったシンデレラガール。番組では先月、不知火さんを取材。不知火さんは3度の結婚で子供は7人、孫5人を持つ通称「熊本のビッグマミー」。先月、大家族ならではの生活を密着取材した直後、各メディアから取材依頼が殺到。デビューシングル「良くない恋泣くよ」は、放送後に発表された有線リクエストチャート歌謡曲部門1位を獲得。不知火さんは先週、プロモーションのため上京。番組では2日間、不知火さんの出稼ぎに独占密着した。東京でも人の心を動かすビッグマミーのパワーを目の当たりにした。
不知火鈴香さんは、家族の応援を背に東京に降り立った。初日のスケジュールはラジオ収録1本、メディア取材を3本受ける。ラジオ局に入り、番組内容の打ち合わせなどを済ませると午後2時、東京では初めてのラジオブースに入った。番組では曲の宣伝をしっかり行い、落ち着いた様子で収録を終えた。その後はすぐに次の現場へ向かった。不知火さんの元気の源は家族。移動中も子どもたちからのメッセージや、家族写真を見てパワーをもらっている。新聞、通信社の取材を3本を受けた。一息つくと、家族へ電話をかけた。通話中、娘・えるちゃんの反応が急になくなった。買ってもらったばかりの携帯が嬉しかったため、会話よりも画面の加工に夢中になっていた。娘からのエールを受け、出稼ぎ1日目が終了した。
東京で稼ぎ2日目、この日最初の仕事は俳優・内藤剛志さんらがパートナーを務めるラジオ番組への生出演。番組では内藤剛志さんも驚く、大家族トークで盛り上がり、和やかな雰囲気で生放送が終了。デビューからわずか1ヵ月、東京での仕事は全てが新鮮な様子だった。その後は、東京で初めてのライブイベントを行うため東京・歌舞伎町にあるショットバー「SHOTBAR MAO ANNEX -SHINJUKU-」へ向かった。不知火さんの目標は紅白歌合戦出場。長めの確認を行ったあと、すぐさま何曲か歌い喉の調子を整えた。しかしいつもの明るい表情とは一転、どこか落ち着かない様子だった。移動中、不知火さんは不安を口にしていた。普段歌いなれないAdo「新時代」を初めて人前で披露することを明かした。午後2時開場時間、イベントを心待ちにするファンが列を作る姿が見られた。立ち見が出るほど客が集まる中、イベントがスタート。ところどころに鈴香節の効いたビッグマミー流「新時代」で会場を盛り上げた。最後は新曲「良くない恋泣くよ」でイベントを締めくくった。温かい空気に包まれながら初の東京ライブを終えた。ライブを終えた不知火さんは夫・大介さんに電話をかけた。離れていても常に考えているのは家族のこと。こうして東京での2日間を終えた。