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韓国では大統領代行を務めるハン・ドクス首相がトランプ大統領と8日、電話で会談した。この中で、トランプ大統領は貿易の問題に安全保障の問題をからめて交渉を行う可能性を示唆したとのこと。韓国KBSはトランプ大統領はアメリカ軍の駐留経費などの大幅な負担増を求める可能性があり、韓国政府は対応に苦心していると伝えている。トランプ大統領が1月の政権発足後、韓国のトップと協議するのは今回が初めて。トランプ大統領は在韓アメリカ軍の駐留経費をめぐっては、素晴らしい取引ができる可能性があると述べ、貿易と安全保障をからめて交渉を行う可能性を示唆した。ハン首相は「私達は対話を進めていく考えです」などと話した。政府は去年、アメリカのバイデン前政権との間で、2026年から5年間有効な在韓米軍の駐留経費負担をめぐる新たな協定に合意した。トランプ氏が当選すれば、新たな交渉をせまられるはずだという見方が強まっていた。駐留経費だけでなく、アメリカ製兵器の購入なども交渉の対象になる可能性がある。