モーサテ Marketリアル
今月4日、今年3月から8月の決算を発表した安川電機。1年前に比べ減収減益となり、半導体や電子部品市場の立ち上がりが想定以上にゆるやかだったことや、中国市場の回復が想定よりも弱いことから2025年2月期通期の見通しを下方修正、従来予想から一転、営業利益は減益となる。これが嫌気され株価は決算発表以降10%も下げている。去年から始まった中期経営計画では生産能力強化をはかるため、設備投資に3年間で累計1500億円を投入するなど攻めの姿勢をみせている。今後の中国市場の動向、産業界で進む自動化の勢いにどう対応していくのか、小川社長に聞く。