列島ニュース (宮崎局 昼のニュース)
宮崎市では人口減少や節水意識の定着が進み、上下水道の料金収入は減少傾向が続いている。市上下水道局によると、水道は現状の料金だと令和10年度か11年度に赤字となる可能性があり、下水道はすでに独立採算が取れず一般会計から繰り入れている。水道管は一昨年度末で全体の32.6%が法定耐用年数の40年を超えていて、水道管の耐震化や更新、処理施設などの改修に多額の費用がかかる見込み。去年、市民や有識者による審議会が料金の改定を市長に答申、市はあすから平均で水道料金が9%、下水道使用料は19.71%値上げすることを決めた。家族3人の一般的な使用量の場合、上下水道料金合わせて月5390円→6147円、750円余の値上がり。
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