おためしイッテQ! (おためしイッテQ!)
才川に当たりが来た。間もなくかと思いきや、スゴい力で一気に引き離される。ピラルクは重くて船に上げられないため、船を岸に寄せる。そして才川が見事にピラルクを釣り上げた。大きさは、1m40cm。ボーダーラインの180cmを目指して続ける。午後に向かったのは昨日のポイント。才川の提案で、足並みを揃えるために練習に専念した。2時間の練習で大石も澤井も安定したスローができるようになってきた。さらに澤井に初HIT。
3人は、ここに来る途中に少数民族・デサナ族の村村に立ち寄っていた。彼らは文化交流のため観光業にも積極的だが、暮らしは昔ながらの伝統を守り続けている。ここでピラルクが釣れるように幸運を呼ぶ儀式をやってもらった。樹の皮などから作った粉を鼻の穴に吹きかけられ、痛くても動くのはご法度。
3日目。大石が当たったが重く、リールを巻くことができないほど。地上戦に移行し、船長も本気を出す。食いついてから25分、ついに巨大ピラルクを捕獲した。大きさは2m、体重は150kg。鱗を持つ淡水魚の中では世界最大のピラルクは、時には鳥をも丸呑みにすることもあるという。1億年前から変わっていないという神秘の巨大魚。貴重なピラルクはキャッチアンドリリースする。見事ミッションをやり遂げ、3人は喜びを分かち合った。