ひるおび (ニュース)
知らず知らずのうちに…家庭内の“言葉の暴力”男性の被害増。配偶者やパートナーなどへの暴力DV(=ドメスティックバイオレンス)。男性のDV被害は19年連続で増加(警察庁調べ)。「配偶者からのDV」相談件数は2002年は男性が1%だったが、2024年には男性が29.7%に増加。男性のDV被害増加の背景。女性の社会進出に伴い共働きが増え家事の分担などをめぐり女性から男性への不満が多くなってきた。NPO法人「ステップ」・栗原加代美理事長は「身体的には男性に勝てないので言葉で追い詰めて相手の人格を否定していく」。相手の受け取り方によってはDVになる可能性も。
ひるおびLINEアンケート。男性(夫側)に質問「妻から“言葉の暴力”を受けたことがあるか?」。約24%が「ある」と回答。女性(妻側)に質問「夫に“言葉の暴力”を言ったことがあるか?」。約28%が「ある」と回答。問題解決の糸口。NPO法人「ステップ」・栗原加代美理事長によると、男性は“男らしくない”とか“男は強くあるべきだ”などの思いが自分にあって誰にも相談しないケースが多い。被害者と加害者の双方が現状を受け入れ公的機関などに相談することが重要。