羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)
視聴者からLINEで質問・意見を募集している。パネルコーナーはTVer・ABEMAで配信中。
おととい各地で今シーズン一番の寒さ。今週は晴れる日が多く朝は放射冷却により冷え込む。夏の筋肉は筋肉が緩んだ状態で血流が良く水分量が多い。冬の筋肉は筋肉や血管が収縮し夏より血流が低下し水分量も少ない。医師は「夏に運動をあまりせず筋肉量が減っている中で一気に寒くなり血流が悪くなる」と話した。
医師のクリニックでは例年11月以降にぎっくり腰・ぎっくり背中・ぎっくりひざの症例が増える。ぎっくり背中は肩甲骨周辺や背骨あたりに痛みがあり、ぎっくり腰はみぞおちの裏側から下に痛みがある。ぎっくりひざは気温低下でひざ温度も低下し血管が収縮し、血流が悪化し周囲の筋肉に老廃物がたまり、ひざ周りの筋肉が硬くなりひざの関節の動きが悪化し軟骨や半月板を圧迫し痛む。
医師によると、今の時期は寒冷順化をしておくことが大切。寒冷順化すると寒くても筋肉がスムーズに動き血流が保たれる状態になり自律神経も安定する。 寒冷順化の方法は軽いウォーキング・換気。寒くなったと感じても早々にこたつを出したり床暖房をつけたりしない。首・手首・足首は血流の要所でそれぞれ皮下の浅い部分に動脈がある。温めれば血流が良くなり筋肉の硬直をやわらげる効果がある。首回りにおすすめはペンキンストレッチ。手首におすすめはぶらぶらドラム。足首におすすめはかかとアップ。医師は「変化に順応できる体を日頃からつくることが大切」と話した。
