イット! あすがよくなりますように アスヨク!
施設の一角に集まったシニアの方たち。その背中には青い装置がついている。行われていたのは自分の力で歩き続けるためのリハビリで、そのサポートをしているのが「マッスルスーツ」。マッスルスーツを開発した東京理科大学・小林宏教授は、高齢化が進む中で“寝たきりになることを防ぎたい”とマッスルスーツを開発したという。マッスルスーツは空気の力で骨盤の傾きなどを矯正して姿勢を良くする。すると股関節の可動域が広がって歩きやすくなるという。大学時代にロボット研究を始めた小林教授は30代でマッスルスーツを開発。それから24年経った今もスーツの改良に取り組んでいる。小林教授は「どんどん(姿勢が)ひどくなっていくと思う。正しい姿勢で自立歩行を死ぬまでできるようにしたい」などと話した。
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