ひるおび (ニュース)
アメリカ・トランプ政権は、中国に課している関税が合計145%になったと明らかにした。これを受けて10日のニューヨーク市場は一時2100ドルあまり値下がりし終値は4万ドルを割り込んだ。一方、中国以外の国に対する相互関税については上乗せ分の課税を90日間一時停止し今後各国と関税交渉を行うことにしている。トランプ大統領は、90日間以内に交渉が決着できなければ再び上乗せ分の税率を課す可能性があると説明している。また一時停止の期間を90日から延長する可能性については排除しなかった。トランプ関税の影響は日本国内にも。アメリカに醤油を輸出している老舗醤油メーカーは、アメリカでの販路拡大を狙って最近では2億円の設備投資を行ったばかりだった。交渉を担う赤沢経済再生担当大臣は、強い懸念を伝え強く見直しを申し入れるとしている。