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小泉農水大臣は随意契約の備蓄米について、今月下旬から来月にかけて相当量が市場に出回るという見方を示した。いわき市のスーパーでは600袋が用意され、開店とともに客が次々と買っていた。コメ販売店などを対象とした随意契約の備蓄米の受け渡しは昨日までに101事業者 計1万3000トン余りが申請確定した。輸送手段の確保などの課題もあり、どのように早く流通させられるかが焦点となる。向こう3ヶ月のコメ価格の見通しの調査結果は、指数59と前回4月の調査と変わらなかった。調査団体は、先月の段階で競争入札の備蓄米の出回りが想定より遅く、店頭価格の高止まりが続いていたことが背景にあるとみている。小泉農水大臣は今日、農業法人で作る「日本農業法人協会」と面会、団体は会員へのアンケート調査で令和6年産のコメを消費者が購入する際の価格が高すぎると答えた割合が50%を超えていることなどを説明した。石破首相はコメの価格安定へ場合によっては緊急輸入も検討するのか問われ、あらゆる手法を考えなければならない、政府としてあらゆる可能性は検討すべきと考えていると回答した。