ニュースウオッチ9 (ニュース)
火災の影響は、地元の銘菓にも迫りつつある。岩手・大船渡市の特産品として知られるお菓子のメーカー。本社や工場があるのは、避難指示区域の近く。避難生活を強いられている従業員も少なくない。毎年この時期は卒業や入学の贈答品などとして、注文が相次ぐが、状況によっては、工場の稼働を止めざるをえないという。製菓会社・金野崇総務部長は「避難指示が出たら工場は止める。本社や販売会社、営業も止めるしかない」と語った。一刻も早い収束を願っている。雨は、あすにも降ると見られている。盛岡地方気象台によると、あす明け方から雪が降り始め、日中には雨に変わり、あさってにかけて降り続ける見通し。降り始めからの総雨量は50ミリ程度と予想され、火災の発生以降、初めてのまとまった雨となりそう。