列島ニュース (仙台局 昼のニュース)
きのうから始まった全国安全週間にあわせ、きょう、宮城労働局の局長らが仙台市の建設現場のパトロールを行った。職場の安全対策をめぐっては、全国的に熱中症で作業員が亡くなる事例が後を絶たないことから、先月から事業者の熱中症対策が義務付けられいている。きょうは、熱中症対策の準備状況について重点的にパトロールが行われ、空調などを設置した休憩場所を用意しているかなどを確認した。県内では去年、仕事中の熱中症によって労災認定された人は千円より7人少ない17人と減少傾向となっているが、全国では年々増加しているという。宮城労働局の小宅局長は、熱中症への対応を全従業員に知ってもらい、何かあったら通報してもらうということが熱中症の悪化を防ぐポイントになる、一般向け事業所でも参考にしてほしいなどと話した。