ZIP! TOP NEWS 解説
列島に居座っている強烈寒波の影響で、日本海側は大雪、太平洋側は乾燥と寒さが続いている。寒波はあさってからの3連休で2度目のピークとなる予想。引き続き注意が必要。東京都心の最低気温0.4℃、最高気温8.9℃。新潟・湯沢町は、積雪が289cmとなり、今シーズン一番に。新潟・十日町市では大人たちが総出で雪下ろし。減るどころか、増える一方の雪。青森・酸ケ湯で12年ぶりに積雪が490cmを超えた。関東の豪雪地帯として知られる群馬・みなかみ町では、朝に駐車した車に夕方には分厚い雪が積もっていた。きのうは今シーズン最多の積雪163cmを観測。雪は普段あまり降らない東海や近畿地方の平地でも確認。滋賀・米原市では、平年の4倍以上の積雪。交通にも影響。JR東海は東海道新幹線・名古屋−京都で一時速度を落として運転。上下線で遅れが発生。三重・新名神高速・亀山西JCT付近でトレーラー3台が立往生と大雪の影響で午後4時ごろまでの約10時間、一部区間で通行止め。生活にも大きな影響をもたらした今回の大雪。きのう会見で気象庁長官がこの冬の特徴として注意を呼びかけたのが「一度寒気が下りてきて冬型の気圧配置になると、非常に長く続く。何日間も雪が続くので、トータルで非常に大きいい積雪量になる」と述べた。3連休に2度目のピークが訪れる予想。今後も大雪に注意が必要。