午後LIVE ニュースーン トクシュ~ン
滋賀の彦根城は、関ヶ原の戦いが終わって間もなく築城が始まり、豊臣家に対する抑えの城として鉄壁の防御が施された。攻める側はさまざまな罠をかいくぐって天守を目指さなければならない。枡形はお城の守りの要で、四方を取り囲まれた空間で敵をせき止めてやぐらなどから狙い撃ちにする。天秤櫓という建物は中に身を隠し橋の上まで来た敵を狙い撃ちにする仕掛け。彦根城の天守の特徴は破風の多さ。破風は装飾品なのでおしゃれな天守とも言える。続いて天守の中へ。彦根城は400年あまり前に建てられた当時の姿を味わうことができる貴重なお城。ここにも敵に攻め込まれた際のしかけがあり、大人5~6人が控えられる広さの隠し部屋がある。続いて城下町へ。あちこちに江戸時代の建物が残り当時の様子を感じることが出来る。創業216年の老舗和菓子店では井伊直弼自らが木彫りしたとされるお菓子のデザインを紹介。和三盆を使って作り方が江戸時代から変わっていないお菓子をいただく。江戸時代の家が多く残る一角では、チョコレートを味わえるカフェとして使われているところも。