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死者・行方不明者が63人に上り、戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から今月で10年になるのを前に、噴火で亡くなった人の遺族らが安全な登山を呼びかける啓発活動を行った。きょう午前、噴火で亡くなった人たちの遺族などで作る「山びこの会」のメンバー4人が岐阜と長野の県境にある活火山、乗鞍岳の登山口付近で登山者に手作りのキーホルダーを渡し、噴火に備えてヘルメットを着用することなどを呼びかけた。山びこの会は3年前から毎年この時期に啓発活動を行っていて、今月27日にも御嶽山の登山口で行う予定。