NHKニュース おはよう首都圏(関東甲信越) (ニュース)
東京港区、東京タワーの真下にある屋上コート。ピックルボールはテニスよりも小さなコートでプレーできるため、都市部でも広がっている。去年7月にオープンしたこの施設は、連日幅広い年齢層で賑わっている。人気拡大の理由はプレーのしやすさ。テニスコートの3分の1程度で、基本のルールでは、先に1ゲーム11点先取した人の勝ちで、3ゲーム中2ゲーム先取で勝ち。穴のある軽いプラスチック製のボールが使われているため、スピードが緩やかに。ネットを挟んだコートの中心には、ノーボレーゾーンと呼ばれるエリアが設定されていて、強く打つことが制限されている。こうした特製によってピックルボールではラリーが続きやすくなり、幅広い年齢層で広がっている。ピックルボール関連の民間企業が行った市場調査では、国内の競技人口は推定33万人で、去年の7倍以上に増加している。人気が広がり始めた日本では、今年7月宇都宮市で開催された大会には、アメリカやマレーシア、台湾など8つの国や地域から約70人のプロ選手が参加した。プレーする楽しみだけでなく、トップレベルの技を直接見る機会も広がっている。ピックルボール日本連盟西上副理事長「5年前は、誰も知らない、今は10人のうち2、3人の方にピックルボールを知っていただけるようになりました」とした。今年7月、品川区で行われた企業対抗の大会では、小売や製造業の企業ごとに作られた8チームが参加。他企業との交流や、企業コミュニティが活発化している。人的交流の機会としても注目されるピックルボール。日本でもどこまで広がるか注目される。
