川島明の辞書で呑む (「お」から始まる未知の日本語をアテに酒を嗜み中)
板倉が気になった言葉は「恐れ入谷の鬼子母神」(おそれいりやのきしもじん)。「恐れ入ります」と東京都台東区入谷にある「鬼子母神」(真源寺)をかけた言葉。地口・無駄口と呼ばれ、江戸時代に物売りの口上として多く生まれた。「その手は桑名の焼き蛤」「蟻が十なら芋虫ゃ二十」「然うは烏賊の金玉」などがある。ジョイマン高木「まことにすいまめーん」、ですよ。「あーいとぅいまてーん」と並ぶ日本三大謝罪ギャグとの話題で盛り上がった。辞書には「恐れ入り豆」も記してあった。