愛媛 フィッシュガール マグロを解体する女子高生

2025年5月5日放送 10:43 - 10:56 テレビ東京
未来の主役 地球の子どもたち (未来の主役 地球の子どもたち)

愛媛県宇和島市は、魚の養殖生産量日本一の愛媛県で水産業が盛んな地域の1つ。中でも急成長しているのが養殖クロマグロ。高校3年生の山下羅衣さんは愛媛の魚を情報発信する女子高生集団のフィッシュガールに所属しており、全国各地でマグロの解体ショーを披露している。マグロを捌く解体約と司会や説明をする解説役の2人で会場を盛り上げる。羅衣さんの解体技術は高く評価され、アメリカ・台湾・マレーシアでも解体ショーを披露している。
フィッシュガールが生まれたのは2012年。学校で魚を捌く授業があり、その技術を活かし地域に貢献したいという思いから結成された。現在は水産食品研究部の6人が在籍しており、羅衣さんは部のリーダー的存在。中学生の時は物静かだったが、フィッシュガールのインスタを見て入学した。フィッシュガールには入門試験があり、マグロに関する解説用の原稿を作り、先生の前でプレゼンする必要がある。最初は不合格だったが、試験を受け続け1年生の夏に念願のフィッシュガールデビューとなった。羅衣さんに欠かせない存在の同学年の土居三貴さんは苦楽をともにしてきた戦友。切り方は養殖場で廃棄されるマグロで練習した。
羅衣さんは、養殖業を営む福島さんの元を訪ねた。生け簀全体で約3万匹のクロマグロを育てている。福島さん考案のサババズーカは、サバを勢いよく噴射し生きているかのように錯覚させることでマグロの食いつきが良くなるという。サバは高価で鮮度の高いものを使っている。マグロは暴れると体温が80度近くまで上昇し商品価値が下がってしまう為、気絶させて釣り上げている。養殖現場を見学した羅衣さんは「消費者と魚をつなぐ存在になりたい。」などと話した。
今年2月、イオンレイクタウンmoriで年に1度開かれる愛媛県フェア。この日、羅衣さんが挑戦するのは重さ57kgの愛媛県産養殖クロマグロ。相方の土居さんが解説しながら、羅衣さんは説明の時間に合わせて切っていく。最後の難関、中骨外しも成功し無事にショーを終えた。


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