懸賞金レースが世界を変える!? 暮らしを支える“仰天の技術”

2026年5月2日放送 21:37 - 21:48 NHK総合
ゴールデンミッション (ゴールデンミッション)

1714年、英国で行われた船の航海技術を巡る懸賞金レース。懸賞金は2万ポンド(数億円)。これで開発されたのがネジマキ式の高精度時計。これにより海難事故が減少し、大英帝国の礎が築かれた。1795年、フランスで行われた「瓶詰め保存法」にまつわる懸賞金レース。瓶に料理を入れ密封・加熱・殺菌する方法を菓子職人が発明し、戦場の兵士向けに食品を常温で長期保存できるようになった。これが後の缶詰に繋がる。
1927年、米NYから仏パリまで無着陸で飛行するという前人未到の挑戦に2万5000ドル(7000万円相当)の懸賞金がかけられた。これに向けた研究で大陸間移動が容易となり、空の時代が幕開けとなった。96年からは有人民間宇宙船を巡る懸賞金レースが開かれた。懸賞金11億円。04年にアメリカの企業が達成。
04年に開催された無人ロボットカーレース。人の操作・介入は禁止。10時間以内に240キロを完走すれば1億円獲得。主催したのはアメリカ国防総省。目的は人間の代わりに戦場へ送り込めるロボットの開発。これをきっかけに民間での開発が加速した。
2021年、二酸化炭素を除去できる技術の開発に懸賞金総額150億円がかけられた。優勝したのはアメリカのスタートアップ企業。玄武岩に含まれる成分を活用しCO2を吸収させるという技術で、インドやタンザニアなどで既に導入が始まっている。


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