首都圏ネットワーク (ニュース)
円安などの影響で外国人の利用が増え、昨年度の旅客数は前の年度の1.7倍となった成田空港で、航空会社が燃料を確保できないことを理由に新規就航などの見合わせが相次いでいることが分かった。成田空港会社の田村明比古社長は燃料不足の影響で現時点で中国などアジアの6社が週当たり57便の新規就航や増便を見合わせていることを明らかにした。燃料不足の背景には石油元売りによる航空燃料の供給量が落ちていることや製油所から燃料を運搬する船の不足があるという。成田空港では対応を急ぐことにしている。