Get Sports 歴史的偉業から紐解く 大谷翔平の進化
昨季は打撃で活躍した大谷翔平。こだわってきたのは、どんな打席でも同じ位置で同じように構えること。専門家による分析では、今年からボールを見るときに顎を上げるように。周囲の変化に気づくため周辺視野を活かしていると考えられ、これは宮本武蔵「五輪書」にも「遠山の目付け」として同様の記載がある。2024年シーズン、ボール球を振った割合は2023年シーズン比で3%減少。新たなルーティンを取り入れた6月以降はさらに減少。
昨季は打撃で活躍した大谷翔平。大谷と対戦した投手たちからは、「ワンパターンな投球では打ちきれない」「大谷に対してゲームプランを立てるのは困難」「ストライクゾーンに投げ込める箇所が減った」「以前ほどボール球を追わなくなった」「以前と比べて空振りも減った」「大谷は地球上最高の選手」などの声が聞かれた。