日曜ビッグバラエティ 異常気象SOS!どうなるニッポンの気候 天気のプロにギモンを直撃SP
台風研究の権威坪木教授に日本の台風の今後を聞く。台風は海の上で発生して発達するので海の僅かな変化で大きく変わる。地球上で最も暖かい海は西太平洋で面している日本は最も台風の影響を受ける場所となっている。1959年では西太平洋は海面水温は約29℃だったが2024年では30℃の範囲が広がり年平均でも約1℃上昇しているため台風は地球温暖化とともに変化していくなどと解説した。地球温暖化が進むと台風の和は減るが強いものはより強くなる。特にスーパー台風や気象庁のいう猛烈な台風はより強くなるという。日本付近まで海面水温が30℃が伸びていて未来予測ではスーパー台風の勢力のまま日本に上陸する、また上陸直前により強くなった880hPaほどの台風が上陸する可能性もあるという。都内では想定以上の高潮が襲い、建物被害など甚大な被害が予測される。坪木教授は前人未到の挑戦として様々な観点から台風を弱めることができないかという研究を行っている。地球温暖化の影響は2つ、台風が強いまま日本に近づいている、台風のスピードが遅く台風被害に遭う期間が長くなることだということ。