大下容子ワイド!スクランブル ( ニュース)
5日、イーロン・マスク氏はXに「今こそアメリカに80%の中道を代表する新しい政党を作る時なのだろうか?」と投稿し、「中道派」新党の設立賛否を問うアンケートを実施。その結果、約563万件の回答が集まり、約80%が賛成した。その後、マスク氏は「The America Party(アメリカ党)」と新党の名前を示唆するような投稿をしている。マスク氏は新党を立ち上げることで大統領を目指すと考えられるが、アメリカ合衆国憲法の大統領の条件はアメリカ生まれのアメリカ国民、35歳以上、アメリカに14年以上居住という条件があり、南アフリカ出身のマスク氏は大統領になれない。早稲田大学・中林美恵子教授は「トランプ政権に満足できない人たちがこれだけいるということを示し、トランプ大統領を威嚇したのではないか」「マスク氏の最大の目的は人類の火星移住。政府も大きく関連するビジネスを実行するため、右派・左派とも交われるビジネスファーストな中道新党か」と推察した。ジャーナリスト・池上彰は「去年、トランプさんがアメリカの自動車産業の労働者を味方につけたくて電気自動車はだめだと言った。その途端にマスクさんがトランプさんに接近して莫大な献金を始めた。今回の予算で補助がなくなれば反発する」、ジャーナリスト・増田ユリヤは「権力の味を一度味わってしまったので、自分もこの位置にいたいという様々な思いがあって自分のファンを集めたいと思ったのかなという気がする」、田中道昭は「アンケートの563万人のかなりがイーロン・マスク氏のファンなので中立性があるアンケートではない。一元的にはトランプ大統領に対するけん制だと思う」などとコメントした。