NHKニュース7 (ニュース)
自民党、公明両党と日本維新の会の幹事長が会談し、自民党、公明党両党が提出した新年度予算案と税制関連法案のそれぞれの修正案について、あす衆議院を通過させることで合意した。夕方、両院議員総会を開いた日本維新の会は「年収103万円の壁」を見直し、所得税の課税最低限を160万円に引き上げる内容を盛り込んだ自民、公明両党の税制関連法案の修正案について、賛成する方針を決めた。これを受けて、自民、公明両党と維新の会の幹事長が会談。維新の会は修正案に賛成する方針を決めたことを伝え、3党は自民、公明両党が提出した新年度予算案と税制関連法案のそれぞれの修正案について、あす衆議院を通過させることで合意した。一方、ガソリン税の暫定税率を巡って、日本維新の会・吉村代表は、廃止の時期や財源などを検討するため、与野党の5党による協議体の設置を、各党に提案する考えを示した。ガソリン税の暫定税率について、きょう、立憲民主党と国民民主党は、来月から廃止するための税制関連法案の修正案を共同で国会に提出した。