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きょう三菱地所が開催した新規事業のピッチイベントTMIP。NTTドコモや竹中工務店など大手企業5社が参加し、事業の発想やマネジメントの仕組みなどを紹介。観覧に訪れた人は300人以上。そのほとんどが新規事業に携わる担当者で学びの場になっていた。成長への危機感や社会課題の解決を背景に売り上げトップ100社の上場企業のうち8割以上が推し進めている新規事業。ただ知識やパートナーシップの不足により中核事業化はわずか3.2%。docomo STARTUP coordimate・飯野健太郎代表は「ドコモの中で4年間で6回失敗して今の事業で7回目。いろんな説明をしたり予算をとるのもすごく遅くなる。そこの課題感はある知識・人が集まるとスピードがあがっていく」などコメント。イベントで最優秀賞を獲得した竹中工務店の藤井康平さんは「業界全体で盛り上げないと私たちが狙っている。顧客=建物オーナーに適切なサービスができない。うちだけでやるとこの事業はうまくいかない。そこをつなぐハブになりたい」などコメント。会場の外には協賛企業のブースも設置され、企業同士のつながりを後押しするTMIP、三菱地所はそのサポートを行い、丸の内エリアから新事業を発信していきたいという。