ワールドビジネスサテライト 【テレ東系経済WEEK】ANA 井上慎一社長に聞く
全日本空輸(ANA)・井上慎一社長に聞く。日本初のLCC、ピーチアビエーションをゼロから立ち上げた。今月3日に就航したANAの羽田−ミラノ線は日本の航空会社で唯一、日本とイタリアを結ぶ直行便。羽田−ミラノに続き、1月にはスウェーデンのストックホルム、2月にはイスタンブールと相次いで開設する。ヨーロッパに路線を集中して開設する狙いについて「最大のネットワークを構築する。3地点を加えるとほぼヨーロッパ全域のカバーができる。イスタンブールは中東・アフリカにリーチができる。ストックホルムはスウェーデン経由でヨーロッパ域内に行く人もいて利便性が増す就航地点」等と話した。成田国際空港にロサンゼルスから到着したのはANAが保有・運航する中で最大の貨物専用機。ANAは成田空港を中継地にアジアと欧米を結ぶ三国間の貨物輸送に商機を見ている。