世界くらべてみたら 日本の味!どんぶり総選挙
丼総選挙最終対決は、吉野家の牛丼か下町居酒屋の焼き鳥丼か。まずは試食の様子から。吉野家のコンセプトは「毎日食べても飽きない味」なので、アメリカの人も同じ感想を持ってくれて感動したという。アメリカで牛肉と言えばステーキや塊肉。薄切り肉はあまり売られていないので、牛丼で1.3mm肉を初めて食べた人も多く、ありえない薄さとその美味しさに驚く人が続出。紅生姜のトッピングを試してもらった。アメリカ人はガーキンの酢漬けのピクルスが大好きなので、ピクルスに近い紅生姜が好評。イタリアでは、つゆがお米とのつなぎになり、お米をそのまま食べたくないイタリア人にとっても大満足だった。ミシュラン一つ星レストランのシェフは牛丼の奥深さを絶賛。対する焼き鳥丼の評価について。アメリカでは、知名度の高いテリヤキチキンに似ているからか軒並み高得点連発。タイでは、タイ式の焼き鳥ガイヤーンがあり、焼く前にナンプラーやチリソースに漬け込む。ガイヤーンの店ではもち米も一緒に売られており焼き鳥とほぼ同じものを普段から食べているので好評。イタリアでは、タレが好評だった。結果は、1位が焼き鳥丼だった。点差はわずか7点。アメリカとタイで牛丼の上をいった焼き鳥丼がわずかに上回った。