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能登半島地震からきょうで1年。校舎が被災し多くの生徒が東京・青梅市に避難している石川県輪島市の日本航空高校石川は受け入れの体制が整う見通しが立ったとして、3割ほどの生徒がことし4月までに能登へ戻ることになった。輪島市の日本航空高校石川は校舎が被災したほか復興支援の拠点となったため東京・青梅市の大学跡地に避難しおよそ450人の生徒が東京で授業や部活動を続けている。その後、復興支援にあたる人たちが撤収し受け入れの体制が整う見通しが立ったとしておよそ100人がことし4月までに輪島市へ戻ることが学校への取材で分かった。学校によると能登地方出身や一部の部活動の生徒が対象で当面、オンラインを活用しながら授業を進めるという。ただ資材の高騰などで復旧工事は思うように進まず全面的な受け入れには数年はかかる見通しだとしている。