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日本郵便が先程、二輪車の配達員に対しても全国の半数以上の郵便局で不適切な点呼が行われていたと明らかにした。取材に応じたのは四輪車・二輪車の配達経験を持つ日本郵便の現役の局員。日本郵便の現役局員は、点呼という存在自体はみんな認識はあったと思う、点呼をしていたかというと正直言えばしていないと明かす。局員は、ひどいときはアルコールチェックをずっとしないでたまに時間があるときとかにアルコールチェックしようかぐらいのレベル、基本みんな、やらせです、やっているテイなどと話していた。きょう、二輪車のアルコールチェックの調査結果を公表した日本郵便の五味儀裕執行役員は、四輪より二輪のほうが出来ている形だが、全国の多くの郵便局でしっかりしたチェックがなされちなかったことは重く受け止めなければいけない事案だと述べ、二輪車では今年1月下旬から3月上旬まで、57.5%で不適切点呼が行われていたと明らかにした。不適切点呼問題に揺れる日本郵便。四輪車でも全国2391か所=75%で点呼の不備・記録の改ざんが明らかになっている。国土交通省から運送事業許可が取り消されトラックなど約2500台が使用できなくなっている日本郵便。3万台余りの軽自動車を使った事業についても処分が下る見通し。ただ二輪車は貨物自動車運送事業法の対象外のため行政処分はされない。再発防止を目指す日本郵便だが、現役局員は変化を感じている。「毎日口酸っぱく集配部長や局長が言っている 点呼自体はしっかり今はやっている」などと説明した。