THE TIME, BIZニュース
日立製作所は、アメリカに鉄道車両を製造する新たな工場を本格稼働させた。首都・ワシントンなどを走る車両を毎月20両製造する予定。工場では3Dプリンターによる部品製造など、最先端のデジタル技術を活用。“イヌ型ロボット”は車両の傷を検知する。地元で1300人の雇用の受け皿になるなど、経済効果は年間500億円を超えると試算されている。日立製作所・徳永俊昭社長は「アメリカはインフラの老朽化に対応する重要な局面にある」と述べた。新たな工場を北米向けの鉄道車両を製造する中核工場として位置づけ、需要が増えている都市交通車両を現地生産するとしている。
