大下容子ワイド!スクランブル ANN NEWS
関税協議が急遽このタイミングで合意に至った背景には何があったのか。ワシントンから中継。トランプ大統領は赤沢大臣との会談後、共和党議員らを前に自画自賛した。一連の関税協議でトランプ氏がきょうまでに合意に至ったのはわずか5カ国。関税による物価上昇が本格的に始まっていないことを背景に、トランプ氏は強気の姿勢を続けてきたが、EUなどとの交渉は難航したまま。期限とする8月1日を前に経済規模の大きい日本と合意することにより、国民やマーケットに実績をアピールする狙いがあったものとみられる。自動車や農産物など重要なポイントで何が合意されたのか、日本側とは対照的にアメリカ側は詳細について説明していない。トランプ氏は今夜、「アラスカの液化天然ガス事業で日本と合意する予定だ」と述べたが、この事業をめぐっては採算性に懸念が出ている。トランプ氏は貿易赤字の削減を強く求めてきただけに、日本が目に見える形で結果を出すよう今後も圧力が続く可能性がある。