ワールドビジネスサテライト (ニュース)
世界的な半導体株の下落が続いていて今日も東京エレクトロンやアドバンテストなどの株価が大きく下落した。投資を始めることを検討している人向けのセミナー「みずほNISAカフェ」では株価が下落する局面でも、投資を始めてみようと相談に訪れる客の数は変わらないという。
株価の下落は続くのか。山和証券調査部・志田憲太郎部長は「きょうの日経平均が当面の底になったとみている」とコメント。背景にあるのが、ドル円相場。昨日、一時151円台と2か月半ぶりの円高ドル安水準をつけた。ただ、今日は一時154円台と再び円安方向に。目先の注目は、来週の日銀金融政策決定会合。「利上げがなかった場合、反転のきっかけになるのでは」とコメント。また、9月に予定される自民党の総裁選や11月の米国大統領選挙までは不安定な値動きは続くもののその後、日経平均は4万円台を回復すると専門家はみている。