THE TIME， BIZニュース
日本製鉄は完全子会社となったUSスチールの主要拠点2か所に約450億円を投資すると発表した。USスチール買収後、初となった設備投資の表明。対象はアメリカ・ペンシルベニア州とインディアナ州の製鉄所。ペンシルベニア州の製鉄所には約150億円で製鉄工程で生じる副産物をセメントの原料などに再利用する新設備を導入。インディアナ州の製鉄所には約300億円を投じ設備を改造。自動車向けの高品質な鋼板製品の拡充を図る。日本製鐵は6月、大型な投資を行うことを条件に総額2兆円でUSスチールを買収。2028年までに約1庁6000億円の投資を行うとしている。