NHKニュース おはよう日本 （ニュース）
日銀はきのう開いた金融政策決定会合で、「賃上げの動きが広がり経済・物価情勢も見通し通り」だとして、金利を17年ぶりの水準となる0．5％程度に引き上げることを決定した。 「トランプ政権発足で国際経済・金融市場の不確実性がより高まっている」との指摘もある。日銀の植田総裁は「毎回の決定会合において利用可能なデーター・情報から適切に判断をしていきたい」と述べているが、次の利上げの判断は一段と難しくなる。伊藤忠総研のチーフエコノミストは「金利に耐えられるような企業の収益状況が必要。価格転嫁が進むことがポイント。」などと指摘している。