ワールドビジネスサテライト （ニュース）
最高気温が28．9度と7月上旬並みの暑さとなった東京都心。気象庁がきょう発表した3か月予報では、今年の夏も全国的に平年より気温が高くなる見込み。また南米ペルー沖の海面水温が下がるラニーニャ現象が発生する確立が高くなっていて、発生した場合、もっとも暑い夏となった去年並みの暑さになる可能性があるという。住友化学などが合同で開発した「氷撃アルファ」は着用することで暑さを緩和し、涼しさを感じられるウェアだが、これまで難しいとされてきた糸そのものに温度調整機能をつけることに世界ではじめて成功した。汗など水分を吸収すると生地の温度が下がるため冷たさが持続。2つ目の特徴は、暑いときに熱を放出するだけでなく寒いときは熱を吸収するため生地が自動で体温調整の手助けをしてくれる。今後、日本だけでなく世界展開を考えている。リベルタ・佐藤透社長、住友化学・上田博副社長のコメント。暑さの悪い影響を受けているのが日本の主食、コメ。「ひとめぼれ」の仕入れ価格は60キロでおよそ1万6000円と去年よりも2割ほど上昇している。去年の記録的な猛暑の影響で、一般に販売できない形や色が悪いコメが増えたことなどから流通量が減少し、値上がりしている。なかには去年の2倍ほどに値上がりしている商品もあるという。今年も去年並みの猛暑になるとさらに価格が上昇する可能性がある。小池精米店・小池理雄店主のコメント。東京・渋谷区の映像。