クローズアップ現代 追跡“PFAS汚染”暮らしに迫る化学物質
PFASは人工的に造られた有機フッ素化合物の総称。種類は4700以上で水や油をはじき熱にも強いことから身近な製品に使われている。しかしPFASは分解されにくく蓄積し有害性が指摘されるものもある。PFASの一部に有害性があることが注目されたのは2000年。アメリカの大手化学メーカーの工場排水に由来する水道水の汚染がきっかけだった。PFASの血中濃度が高いほど様々な健康リスクがあがるという。また、東京都多摩地区では37か所で国の指針値を超過している。横田基地が過去に泡消火剤の漏洩事故を起こしたとして汚染源の一つである可能性が指摘されているという。