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きょう江藤農水大臣が3年前、一昨年、去年産の備蓄米を食べ比べるクイズ形式の試食会を開いた。コメの高騰が続く中、消費者は様々な方法で家計の負担を減らそうとしている。東京・上野にある雑穀などを扱う商店では、コメの価格高騰に比例して売り上げが1.7倍程になっている。白米に混ぜて食べる人が増えたことで売り上げが好調している。韓国・ソウルにあるスーパーでは、コメの価格が10kgあたり約3000円~4500円で、韓国ではコメを買う日本人観光客が急増しているという。ただ、日本にコメを持って帰る際には空港などにある検疫所で検疫証を発行してもらう必要がある他、コメを海外から個人用として持ち込む場合は納付金や関税を納める必要がある。日本でも外国産のコメが店頭に並び始めている。卸売店ではベトナム産のコメが人気で、8000kg仕入れたベトナム産のジャポニカ米は2日で残り500kgまで減ったという。こうした中、備蓄米の多くが未だ店頭に並んでいない。