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政府の来年度の予算編成は2日目の閣僚折衝が始まり、加藤財務大臣と各大臣が社会保障や地方財政などの予算項目について最終的な調整を進めている。きょうの閣僚折衝は午前10時半過ぎから財務省内で始まった。先ほど終わった福岡厚生労働大臣との折衝では、薬の公定価格の来年度の改定方法や医療費が高額になった患者の自己負担を一定額に抑える高額療養費の見直しについて最終的な調整が行われた。そのあとの三原こども政策担当大臣とは保育の質の向上に向けた1歳児の保育士の配置基準の見直しや、保育士の処遇改善に関する予算措置などについて協議した。現在は鈴木法務大臣との間で折衝が行われている。閣僚折衝は11時半ごろまで行われ、このあと中谷防衛大臣との間では自衛官の処遇改善について、村上総務大臣とは地方交付税の規模について、それぞれ最終的な調整が行われる。閣僚折衝の結果を踏まえ政府は来年度予算案を固めあさって閣議決定を行う方針で、予算編成作業は大詰めを迎えている。