ひるおび (ニュース)
日米首脳会談で何が話されるのか。アメリカ側はトランプ大統領の他、ルビオ国務長官、ヘグセス国防長官、ベッセント財務長官が同席。対して日本側は高市首相の他、茂木外務大臣、城内成長戦略担当大臣、赤沢経済産業大臣が同席。赤沢氏は大臣就任に際し、閣僚の記念撮影の約2時間後、ラトニック商務長官から祝電があったことを明かした。アメリカ側から出てくる話として、田崎氏は更なる防衛費の増額・関税合意の完全実施。林氏は更なる防衛費の増額・円安から円高への転換・ロシアからのエネルギー資源の輸入停止。横江氏は対中関係での協力。林氏は「防衛費の問題はトランプさんの持論でありますから出てくるだろう。円高から円安への転換は貿易収支を非常に重要視しているため出てくる可能性がある。ロシアの問題は結構重く、輸入に関して何らかのメッセージが出てくると日本としては受け止めづらい部分がある。加える可能性としてあるのは北朝鮮問題」等と話した。一方で日本側からの提案として、田崎氏は防衛費2%の前倒し。林氏は顔合わせ。横江氏は信頼関係を築きたい。田崎氏は「本当のところはアメリカから言われてやっているが、日本の自主的判断ですというのが日本政府のスタンス。だから高市さんは我々は防衛費を増強していく考えがありますということははっきり言われるんじゃないか」、横江氏は「ここで高市さんが自分を見せるためには踏み込んだことを言うかどうかだと思う」と話した。3人の専門家に高市首相とトランプ大統領の相性についても聞いた。田崎氏は「保守同士気が合うのでは」、林氏は「いいだろう」、横江氏は「安倍元総理に迫る蜜月になる可能性も」と指摘。日米首脳会談後の各党代表質問に関し、林氏は「外交の成果を当然問われるだろうし、重要なのは代表質問の後に想定されている衆議院・参議院の予算委員会の可能性がある。代表質問は言った・答えただが、予算委員会は高市さんが掲げている高市カラーの政策を掘り下げることができる。野党から誰が出てくるかも含めて注目になってくる」等と話した。警視庁はトランプ大統領の来日中、最大約1万8000人態勢(警視庁全体の警察官の4割強)で東京都内の警備にあたる。2024年7月、演説中に銃撃を受けたため、高所からの狙撃警戒や特定の組織に属さずテロを行う「ローンオフェンダー」対策を強化。
