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きのう都庁で「第1回結婚おうえんTOKYOミーティング」が行われた。小池都知事のほかマッチングアプリや結婚相談所などの関係者も出席して結婚業界の課題について話し合った。東京都の「AIマッチングシステム」ではAIが価値観診断テストをもとに相性のいい人を紹介する。去年12月から先行利用が開始、今夏ごろ本格稼働を目指している。登録条件は結婚希望の18歳以上、都内在住、在勤、在学など。登録の際は名前、生年月日、学歴、年収などを入力し、免許書や源泉徴収票、独身証明書などを用意する必要がある。その後入会のための面談を行い、プロフィールや価値観診断テストなどを行った上でAIがマッチングを行ってくれる。料金はまだ未定で、有料とすることも検討されている。先週、合計特殊出生率が発表され、東京都は去年0．99と全国で初めて1を下回った。明治安田生命が去年結婚1年以内の夫婦に行った調査によると出会いのきっかけについて「職場での出会い」、「マッチングアプリ」が同率1位。中央大学・山田昌弘教授は「アプリの中には料金安い分、安全でないものもある。安全で真剣に結婚望む人限定のアプリは料金が高く条件が厳しい」と指摘していて、こうした中で自治体がマッチングサービスを開始することは大きな意義が期待されている。愛媛県では2015年からAIマッチングを導入。年間100〜150組が成婚している。