真相報道バンキシャ! (ニュース)
APEC首脳会議で本格的な外交デビューとなった石破総理。今日行われた各国首脳との記念撮影に石破総理は参加せず、今年亡くなったフジモリ元大統領の墓所を訪れたという。会場で撮影されたおよそ9時間に及ぶ現地の映像をチェック。過去、首脳会談にも同行した経験がある元外交官と共に、石破総理の外交手腕を分析した。初の本格的な外交の舞台となるペルーに降り立った石破総理。まずは21の国と地域の首脳が集う会議へ。各国の首脳らがあいさつを交わす中、石破総理は席に座り、スマートフォンを操作。手元の資料を確認する様子も。石破総理はベトナム・クオン国家主席と対談、そこへ、マレーシア・アンワル首相が。その後はその後も首脳らが次々とあいさつに来る。会議の合間に、カナダ・トルドー首相が来た際も、立ち上がらずに応じていた。一連の首脳会談で最大のヤマ場が日中首脳会談。実は、石破総理が防衛庁長官だったころに、中国の要人とどちらが酒を多く飲めるか競った際のエピソードを著書「国防」に記していた。また、要人の個人情報を調べ「この人だったら話して楽しいなという空気を作るのが大切」としていた。中国・習近平国家主席との初めての会談では笑顔を見せず、目も合わせなかったが、両手で握手していたここに関して専門家は「正しい対応、中国との間に様々な問題がありニコニコするわけにはいかず、この表情がメッセージになる」と解説。ただ握手に関して両手を使ったのは丁寧な表現だとした。首脳会談に関して石破総理は「噛み合った意見交換」と印象を述べた。同行した記者は政府関係者が中国との関係に前進したと表現、石破総理が日中国交正常化の際に総理大臣だった田中角栄氏の弟子であることで、中国が期待感を持っているという。日中首脳会談を終えた石破総理は次なる大物・トランプ次期大統領とどう向き合うのか。