NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
米国・ワシントンを訪問している武藤経済産業大臣は、トランプ政権で関税と貿易政策を担当するラトニック商務長官やUSTR・グリア代表らと会談する予定。鉄鋼製品とアルミニウムへの25%の関税措置や自動車への関税措置の対象から日本を除外するよう直接、申し入れる方針。自動車については、日本からアメリカへの輸出額全体の3割近くを占め、武藤大臣も自動車産業を「日本経済の屋台骨」と位置づけている。このほか、会談では、トランプ大統領が来月2日に発動すると表明した、貿易相手国と同じ水準にまで関税を引き上げる「相互関税」や「非関税障壁」が議題になるかも焦点で、協議の行方が注目される。