NHKニュース7 (ニュース)
東京都心の最高気温は、正午前に35.1度を観測し、戦時中の1942年9月12日を抜いて、1875年の観測開始以降、最も遅い猛暑日になった。西日本や東日本では、あすも厳しい残暑が続く見込み。埼玉県北部にある羽生市では、猛暑で米粒が白く濁るなどして、品質が低下しないよう開発されたというコメ「彩のきずな」の収穫が行われていた。暑さにお米も農業従事者も打ち勝って、実りの秋を迎えた。
関東甲信では大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達し、雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがある。
沖縄県や鹿児島県の奄美地方は、台風14号の強風域に入っている。西寄りに進む台風は、今夜遅くにかけて、沖縄本島地方に最も接近する見込み。沖縄奄美ではあす明け方にかけて、非常に強い風が吹き、雷を伴って、激しい雨が降るおそれがある。高波に警戒するとともに、強風や高潮、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水に注意。