ステータス (宇宙旅行)
飯塚ディレクターが見つけたのは気球で宇宙へ行くプラン。銀座で開かれた説明会に参加した。アメリカのベンチャー企業が企画。気球で地上30キロまで上昇する。昨年、無人機での実験を終え、商業飛行を目前に控える。訓練は必要なく、普段着で乗船し、眼下に広がる青い地球を見ながら食事できるという。費用は12万5000ドル(1800万円)。説明会の2日後(2025年1月24日)、旅行を企画したスペース・パースペクティブ社が家賃滞納で立ち退き通告を受けたとのニュースが飛び込んできた。飯塚は本社があるアメリカ・フロリダ州へ向かった。オフィスを訪ねると、もぬけの殻だった。日本の代理店である旅行会社は希望する顧客に返金するなど対応に追われている。