首都圏ニュース845 (ニュース)
けさは各地で今季いちばんの冷え込みとなった。冬型の気圧配置の影響で北寄りの風も強まり気象庁は東京で木枯らし1号が吹いたと発表。あすの朝はさらに冷え込みが強まる見込み。特に急に寒くなると心配になるのが入浴時の急な温度変化によって引き起こされるヒートショック。銭湯では対策が行われている。東京・豊島区の銭湯では冬場に脱衣所の温度を25度に保つなど対策を行っている。開店するまでの1時間は脱衣所から浴室に入る扉を開け放しておき移動したときの温度差をできるだけなくすようにしている。店主によると冬場になると自宅の浴室で倒れることを心配して銭湯に通う1人暮らしのお年寄りが増える傾向にありヒートショック対策の重要度は増しているという。ヒートショックのリスクが高いのはお年寄りなどだが、専門家は若い人でも長風呂をする場合は注意が必要としている。対策として脱衣所や浴室を暖めるなどしてリビングとの温度差を5度以内に抑えることや、風呂の温度を40度程度にして入浴の時間は10分程度にとどめるよう呼びかけている。